静岡県議会9月定例会は最終日の12日、新型コロナウイルス感染症対応の9月補正予算案や、新型コロナで打撃を受けた中小企業を支援する基金創設条例案など、31議案が可決・成立して閉会した。 補正予算の歳出面では、PCR検査体制の拡充や医療機関の空床補償、新しい生活様式を実践する取り組みなどに111億円を投入し、中止になったイベント経費など26億円を減額する。歳入面では、新型コロナによる企業業績の悪化を踏まえて法人二税などの県税収入を167億円減額する。県は今後、防災機能を備えた遠州灘野球場や県立中央図書館などの整備計画を見直して、財源を捻出する。
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